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概説日本思想史

増補版

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-623-08832-4
4-623-08832-4
税込価格 3,850円
頁数・縦 367P 21cm
シリーズ名 概説日本思想史

商品内容

要旨

日本列島では、古代から現代に至るまでいかなる思想が展開してきたのか、そして日本思想史という学問領域は何を明らかにするのか。本書では、立体的な日本思想史像の構築を目指し、広くアジアやヨーロッパなどにも視野に入れて特色を浮き彫りにするべく、哲学・歴史学・文学・宗教学・民俗学などの周辺領域にも目配りする。最新の研究成果を踏まえ、新たに平成思想史にまで対象を広げた、待望の増補版。

目次

1 古代の思想(「日本」の誕生
奈良時代の思想と宗教
平安時代の仏教
平安時代の政治と貴族文化
漢文の思想・和文の思想)
2 中世の思想(院政期の思想
武家政権の成立と政治思想の展開
鎌倉仏教の思想
神道思想の形成
文芸と芸能の思想
民衆文化の開花)
3 近世の思想(世俗と宗教の葛藤
泰平の到来
儒学と仏教
町人の思想・農民の思想
神道と国学
蘭学の成立と内憂外患
幕末の群像)
4 近現代の思想(「文明」への旅立ち
臣民と国民
大正デモクラシーの思想
都市と大衆の思想
民族という幻想
戦後民主主義
国民と市民の相克
平成思想史)

著者紹介

佐藤 弘夫 (サトウ ヒロオ)  
1953年宮城県生まれ。1978年東北大学大学院文学研究科博士前期課程修了。現在、東北大学大学院文学研究科教授。博士(文学)
平山 洋 (ヒラヤマ ヨウ)  
1961年神奈川県生まれ。1986年慶應義塾大学文学部哲学科卒業。1992年東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、静岡県立大学国際関係学部助教。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)