六人の嘘つきな大学生
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2021年3月 |
ISBNコード |
978-4-04-109879-0
(4-04-109879-3) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 299P 19cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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六人の嘘つきな大学生
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おすすめ度
- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
最終選考に残った6人の就活生が生き残りをかけて嘘?をつきまくる。心理戦が得意な著者ならではの人間の裏表が入り乱れたミステリ作品。就活を題材に現代社会のリアルを詰め込んだ内容。惜しくも本屋大賞は逃したが、メディアで最も注目された作品である。読んでいると人間不信に陥りそうだが、エンディングに向けて張り巡らされた伏線の回収はお見事です。
(2022年4月12日)
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おすすめ度
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商品内容
文学賞情報 |
2021年
ブランチBOOK大賞受賞 |
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要旨 |
「犯人」が死んだとき、すべての動機が明かされる。成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を開けると「○○は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは―。伏線の狙撃手・浅倉秋成が仕掛ける、究極の心理戦。 |
出版社・メーカーコメント
嘘つき学生と、嘘つき企業の、意味のない情報交換−−それが就活。成長著しいIT企業「スピラリンクス」の最終選考。最終に残った六人が内定に相応しい者を議論する中、六通の封筒が発見される。そこには六人それぞれの「罪」が告発されていた。犯人は誰か、究極の心理戦スタート。