オスマンvs.ヨーロッパ 〈トルコの脅威〉とは何だったのか
講談社学術文庫 2664
出版社名 | 講談社 |
---|---|
出版年月 | 2021年3月 |
ISBNコード |
978-4-06-522845-6
(4-06-522845-X) |
税込価格 | 1,155円 |
頁数・縦 | 261P 15cm |
商品内容
要旨 |
ヨーロッパが「トルコの脅威」と力説するオスマン帝国は、「トルコ人の国家」でも「イスラム教徒だけの国家」だったわけでもない。宗教的寛容性と強力な中央集権体制をもち世界帝国を目指す「先進国」への恐れこそが、「ヨーロッパ」をつくり、近代化を促したのだ。数百年にわたる多宗教・多言語・多文化の共生の地が、民族・宗教紛争の舞台になるまで。 |
---|---|
目次 |
プロローグ―「トルコ行進曲」の起源 |
出版社・メーカーコメント
ヨーロッパを震撼させた400年! 宗教的寛容性と強力な中央集権体制を持つこの「先進国」との関わりで西洋近代はつくられていく。