王室外交物語 カラー版 紀元前14世紀から現代まで
光文社新書 1120
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2021年3月 |
ISBNコード |
978-4-334-04527-2
(4-334-04527-8) |
税込価格 | 1,166円 |
頁数・縦 | 237P 18cm |
商品内容
要旨 |
今からわずか百年ほど前には、世界の大半が君主国とその植民地であった。それが、21世紀の現在には、君主国は(日本も含め)28ヵ国。とはいえ今やこれらの君主国こそが、新たな地球的課題に対していち早く動き、社会や政治の右傾化のなかで、国内での均衡を保つ重要な存在になっている。一見すると時代遅れの遺物と思われがちな王室や皇室が、21世紀の現代に極めて重要な意味を持ち、特に「外交」の面で力を発揮しているのはなぜか。本書ではまず、外交の源流、3500年前の世界に読者をいざない、中世イタリアの近代外交の夜明け、16世紀以降の宮廷外交の黄金期、20世紀の二度の大戦を経ての英王室の発展を辿り、さらに日本の皇室のあり方も振り返る。 |
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目次 |
はじめに―王室外交とは何か |
出版社・メーカーコメント
「時代遅れの遺物」から、民主政治や平和を支える存在へ――今からわずか百年ほど前には、世界の大半が君主国とその植民地であった。それが、21世紀の現在には、君主国は(日本も含め)28ヶ国。とはいえ今やこれらの君主国こそが、新たな地球的課題に対していち早く動き、社会や政治の右傾化のなかで、国内での均衡を保つ重要な存在になっている。一見すると時代遅れの遺物と思われがちな王室や皇室が、21世紀の現代に極めて重要な意味を持ち、特に「外交」の面で力を発揮しているのはなぜか。本書ではまず、外交の源流、3500年前の世界に読者をいざない、中世イタリアの近代外交の夜明け、16世紀以降の宮廷外交の黄金期、20世紀の二度の大戦を経ての英王室の発展を辿り、さらに日本の皇室のあり方も振り返る。