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女が学者になるとき インドネシア研究奮闘記

増補

岩波現代文庫 学術 438

出版社名 岩波書店
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-00-600438-5
4-00-600438-9
税込価格 1,694円
頁数・縦 376P 15cm
シリーズ名 女が学者になるとき

商品内容

要旨

インドネシア研究の第一人者として知られる著者の原点とも言える日々を描いた半生記。体当たりで挑んだジャワのフィールド調査、アメリカ、オランダでの課題漬けの留学生活、学界で待ち望まれたテーマの博士論文執筆と就職、そして結婚、離婚、再婚…。大学を退職し、七〇代半ばを迎えた今日の心境を綴った「補章 女は学者をやめられない」を新たに収録。

目次

1 大学でインドネシアと出会う
2 インドネシアへ貧乏留学
3 ヴェトナムで暮らす
4 アメリカ留学、そしてオランダへ
5 ふたたびインドネシアへ
6 聞き取り調査で得たもの失ったもの
7 研究者の道、女の道
補章 女は学者をやめられない

出版社・メーカーコメント

インドネシア研究の第一人者として知られる著者の原点とも言える日々を綴った半生記。体当たりで挑んだジャワのフィールド調査、アメリカ、オランダでの課題漬けの留学生活、博士論文執筆と就職、そして結婚、離婚、再婚……。著者の歩みは日本のインドネシア研究の発展過程と重なる。大学を退職し、70代半ばを迎えた今日の心境を綴った「補章 女は学者をやめられない」を収録。

著者紹介

倉沢 愛子 (クラサワ アイコ)  
1946年生まれ。1979年東京大学大学院博士課程単位取得退学、2012年博士号取得。1988年コーネル大学Ph.D.取得。現在、慶應義塾大学名誉教授。専攻はインドネシア現代史。『日本占領下のジャワ農村の変容』(草思社、サントリー学芸賞受賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)