不審者
集英社文庫 い84−2
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2021年9月 |
ISBNコード |
978-4-08-744292-2
(4-08-744292-6) |
税込価格 | 935円 |
頁数・縦 | 392P 16cm |
商品内容
要旨 |
家族4人で平穏に暮らす里佳子の前に突然現れた1人の客。夫の秀嗣が招いたその人物は、20年以上音信不通だった秀嗣の兄・優平だと名乗る。しかし姑は「息子はこんな顔じゃない」と主張。不信感を抱く里佳子だったが、優平は居候することに。その日から不可解な出来事が続き…。家庭を侵食する、この男は誰なのか。一つの悲劇をきっかけに、すべての景色が一転する。緊迫のサスペンス&ミステリ。 |
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出版社・メーカーコメント
長年行方不明だった義兄の登場。崩れ始める、平穏だった家族関係。ある一つの悲劇をきっかけに、すべての景色は一転する。会社員の夫・秀嗣、五歳の息子・洸太、義母の治子と都内に暮らす折尾里佳子は、主婦業のかたわら、フリーの校閲者として仕事をこなす日々を送っていた。ある日、秀嗣がサプライズで一人の客を家に招く。その人物は、二十年間以上行方知れずだった、秀嗣の兄・優平だという。現在は起業家で独身だと語る優平に対し、息子本人だと信用しない治子の態度もあり、里佳子は不信感を募らせる。しかし、秀嗣の一存で優平を居候させることに。それ以降、里佳子の周囲では不可解な出来事が多発する。『代償』『悪寒』の著者が贈る、渾身のサスペンス&ミステリ。