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執権義時に消された13人 闘争と粛清で読む「承久の乱」前史

出版社名 ウェッジ
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-86310-244-6
4-86310-244-5
税込価格 1,430円
頁数・縦 215P 18cm

商品内容

要旨

頼朝側近、有力御家人、実父、源氏将軍、三上皇…歴史の闇に消された13人の顛末。

目次

序章 「鎌倉殿の十三人」と合議制
第1章 頼朝側近・有力御家人を次々排した北条氏(北条時政
梶原景時
阿野全成
比企能員
源頼家)
第2章 合議制で台頭し実父を排した義時(畠山重忠
平賀朝雅
宇都宮頼綱)
第3章 三代将軍を排し執権政治を確立した義時(泉親衡
和田義盛
源実朝)
第4章 倒幕勢力をねじ伏せ幕府を盤石にした執権義時(後鳥羽上皇
三浦胤義)
終章 執権義時を消したのは誰か

出版社・メーカーコメント

★2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」関連本 執権義時はいかにして、ライバルを蹴落とし 朝廷との戦いに勝利したのか? 義時が消した13人に焦点をあてる 異色の歴史教養本がここに登場!――「鎌倉殿」とは鎌倉幕府将軍のことであり、頼朝の周囲を13人の側近(御家人)が支えていた。頼朝の死後、彼らは激しい内部抗争を繰り広げるが、その中で最後まで生き残り、将軍にかわる「執権」として権力を手中に収めたのが、13人中もっとも若かった北条義時である。戦前は、ライバルをはじめ、実父、源氏将軍、上皇・天皇を排した所業から「暴君」とされたこともあったが見方を変えれば、数々の闘争に勝ち続け、最高権力者として君臨できた日本史上でも稀な人物でもある。鎌倉初期から承久の乱までを駆けぬいた2代執権・義時が勝ち続けた理由はなにか?なぜライバルは義時に歯が立たなかったのか?敗者として歴史の闇に消された13人の歴史人物に焦点をあて、執権義時の黒すぎる生涯を見ていく。目次序 章 鎌倉殿の十三人と「合議制」第1章 頼朝側近・有力御家人を次々排した北条氏第2章 合議制で台頭し実父を排した義時第3章 三代将軍を排し執権政治を確立した義時第4章 倒幕勢力をねじ伏せ幕府を盤石にした執権義時終 章 執権義時を消したのは誰か

著者紹介

榎本 秋 (エノモト アキ)  
1977年東京生まれ。文芸評論家。歴史解説書や新書、評論や解説などを数多く手がける。福原俊彦名義で時代小説も執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)