歪められたデモクラシー 意見、真実、そして人民
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2021年12月 |
ISBNコード |
978-4-00-025430-4
(4-00-025430-8) |
税込価格 | 6,270円 |
頁数・縦 | 300,62P 22cm |
商品内容
要旨 |
深刻化する不平等やポピュリズムの拡大のなか、デモクラシーはいかにして再生可能か。民主主義の基本原理は意志(制度や選挙)と意見(手続きの外の政治的議論)の「二頭政」にあり、人民による意見の軽視こそ現代の危機の根本原因であると説く。政治思想史への深い理解と、最先端の理論を駆使した鋭敏な現状分析が交差する、著者の代表的著作。 |
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目次 |
序論 |
出版社・メーカーコメント
代表制デモクラシーの本質は「意志」(制度)と「意見」(制度外の思考や議論)が相互補完する二頭政にある。専門家による政治の手続き化、ポピュリズム、マスメディアの発達によるプレビシット(人気集め)という三類型から、二頭政の危機を解析。豊かな学識と鋭敏な現状分析を駆使する俊英が、現代政治理論の刷新を図る。