田園の憂鬱
岩波文庫 31−071−1
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2022年9月 |
ISBNコード |
978-4-00-310719-5
(4-00-310719-5) |
税込価格 | 660円 |
頁数・縦 | 212P 15cm |
商品内容
要旨 |
都会の生活に疲れた青年は、妻と犬猫を連れて田園に移り住む。隠者となり、ひたすら自然の中に生命の実相を凝視する日々。青春の渦中にいる若者の倦怠と情熱を、官能的なまでに描き出すロマネスクの極致。佐藤春夫(1892‐1964)が一躍脚光を浴びたデビュー作にして代表作。絵画的感性を駆使して小説に挑んだ近代文学中の名品。 |
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出版社・メーカーコメント
生きる意味を見出せない青年は、田園の隠者となり、ひたすら自然の喚起する生命力を凝視する。倦怠と情熱、青春の危機、歓喜を官能的なまでに描いた浪漫文学の金字塔『田園の憂鬱』。佐藤春夫(1892−1964)が一躍脚光を浴びたデビュー作にして、文豪の代表作。大正文学の到来を告げた近代文学屈指の名作(解説=河野龍也)