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熊楠の神 熊野異界と海人族伝説

出版社名 方丈社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-910818-01-6
4-910818-01-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 291P 19cm

商品内容

要旨

信仰とは素朴なものであり、大自然への畏敬の心である。熊野に耽溺した南方熊楠をとおして、神道の原型と本来の信仰の姿に迫る意欲作。

目次

第1章 “血脈”熊楠と海人族―オオヒルメ伝説が暗示する聖なる血脈(熊楠の血脈について
祭祀氏族 ほか)
第2章 “精霊”熊野の神―家都美御子の正体(熊野神の正体
まず、神林あり。 ほか)
第3章 “異界”熊野と常世―死の国・補陀洛へ(地の果て
熊野権現垂迹縁起 ほか)
第4章 “詛言”熊楠と言霊―熊野への黄泉がえり(「祟り」ということ
言挙げする熊楠 ほか)
第5章 “反転”熊楠と神―「さかさまの世と相成りたるに候」(熊楠の神道観
狂人か神か ほか)

出版社・メーカーコメント

1953年生まれ。埼玉県出身。歴史作家。埼玉県立熊谷高等学校、國學院大學文学部神道学科卒業。主な著書に、『縄文の神が息づく 一宮の秘密』『神々の子孫 「新撰姓氏録」から解き明かす日本人の血脈』(以上、方丈社)、『スサノヲの正体 ヤマトに祟る荒ぶる神』『古事記はなぜ富士を記述しなかったのか 藤原氏の禁忌』『鬼とはなにか まつろわぬ民か、縄文の神か』『決定版 ヒルコ 棄てられた謎の神』『アマテラスの二つの墓 東西に封じられた最高神』『オオクニヌシ 出雲に封じられた神』『縄文の神 よみがえる精霊信仰』『増補新版 ニギハヤヒ 「先代旧事本紀」から探る物部氏の祖神』『神道入門』『郭璞 「風水」の誕生』『諏訪の神 封印された縄文の血祭り』『ツクヨミ−秘された神』など多数。

著者紹介

戸矢 学 (トヤ マナブ)  
1953年、埼玉県生まれ。國學院大学文学部神道学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)