• 本

カルト・オカルト 忍びよるトンデモの正体

出版社名 あけび書房
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-87154-224-1
4-87154-224-6
税込価格 2,200円
頁数・縦 213P 21cm

商品内容

要旨

豪華執筆陣でカルト・オカルト、ニセ科学を徹底的に斬る!

目次

第1部 カルト・オカルト事件の今とこれまで(政界に入りこむカルト集団
反省なきカルト教団―統一教会(統一協会)霊感商法事件
幸福の科学のオカルト教育の実態―幸福の科学学園と偽大学「HSU」
オウム真理教事件―オカルト、ニセ科学、ホンモノ科学、そして陰謀論の交錯
ライフスペース事件―ミイラ化遺体が生きている? ほか)
第2部 トンデモを信じる心とトンデモ例(“トンデモ”を信じてしまう心のしくみ―メタ認知的クリティカル・シンキングのすすめ
「江戸しぐさ」問題にみる科学精神の欠如
「伝統的子育て」で発達障害が治る?―親学のウソ
オカルト・ニセ科学を教育界に持ち込んだTOSS・向山洋一氏
有機農業が内包するオカルト性―商業と政治を巻き込むカウンターカルチャー ほか)

出版社・メーカーコメント

 本書では、ニセ科学・オカルト・超常現象・陰謀論・カルト(総称して“トンデモ”)のうち、特にカルト・オカルト・ニセ科学を扱っています。 トンデモを信じてしまう心理、科学とオカルトとの関係、たくさんあるニセ科学の中で今も蠢いているものの実態を知ることも大切でしょう。 そのように考えて本書を企画したのです。(「はじめに」より)

著者紹介

左巻 健男 (サマキ タケオ)  
東京大学非常勤講師。栃木県小山市出身。専門は理科教育(科学教育)・科学コミュニケーション。千葉大学教育学部理科専攻(物理化学研究室)を卒業後、東京学芸大学大学院教育学研究科理科教育専攻物理化学講座を修了。中学・高校の理科教諭を26年間勤めた後、京都工芸繊維大学教授、同志社女子大学教授、法政大学教授を歴任。『RikaTan(理科の探検)』誌編集長
鈴木 エイト (スズキ エイト)  
ジャーナリスト、作家。滋賀県生まれ、日本大学卒業。「やや日刊カルト新聞」主筆。「カルト宗教団体と政治家」「カルトの2世問題」「ニセ化学・反ワクチン問題」等を取材
藤倉 善郎 (フジクラ ヨシロウ)  
ジャーナリスト、やや日刊カルト新聞総裁。東京都出身。大学在学中の1998年頃から自己啓発セミナー問題を取材し「北海道大学新聞」で連載。2004年からフリーランスとして宗教も含めたカルト問題全般を取材し雑誌等で執筆。2009年にウェブメディア「やや日刊カルト新聞」創刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)