• 本

教養としての精神医学

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-04-605865-2
4-04-605865-X
税込価格 1,870円
頁数・縦 269P 19cm

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要旨

さまざまな不安要因を抱える現代社会では「精神障害」の発生率が高くなっている。15人に1人がかかる「うつ病」、100人に1人が発症する「統合失調症」など、身近な人や自分自身がいつ苦しめられてもおかしくない「ありふれた病」になりつつある。現代に必須の教養として知識を身につけておくべきだろう。本書では、主に精神科や心療内科で扱われる精神疾患・精神障害について、その基本的な考え方や原因・治療方法などを、総論とともに各疾患・障害ごとにわかりやすく解説。うつ病・双極性障害などの気分障害、統合失調症、パーキンソン症候群、パニック症・強迫症といった「不安になる障害」、摂食障害、睡眠障害、パーソナリティ障害、そして認知症までを網羅している。精神障害の原因は、外因性、内因性、心因性の3つに分けられ、それぞれ治療方法が異なるのだという。著者は精神科医で、筑波大学医学医療系臨床医学域精神神経科講師。いくつもの精神科病院や総合病院の精神科、国立精神・神経医療研究センター勤務を経て、2014年より現職。ベストティーチャー賞を何度も受賞。YouTubeチャンネル『精神科医 松崎朝樹の精神医学』は登録者数6万人(2023年2月時点)。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2023年3月10日]

商品内容

要旨

精神障害は、ごくありふれた病気であり、「遠い誰かの話」ではない。さまざまな精神障害をわかりやすく解説。

目次

第1章 精神医学の不思議(心の動きはなんのため?
精神障害ってなぜなるの?
精神科と心療内科、何が違うの?)
第2章 精神医学から見た「○○な人たち」(気分障害
統合失調症
錐体外路症状
不安になる障害
パーソナリティ障害
児童・思春期に始まる障害
認知症)
おまけ 精神医学の歴史(本当は怖い精神科の歴史
精神医学の治療をつくり上げた人たち
本当にあった古くて怖い治療)

出版社・メーカーコメント

こころの健康とはなんなのか。あの人や、自分が何に困っているかがわかる本筑波大学でベストティーチャー賞を何度も受賞した精神科医・松崎朝樹の講義が本になった!

著者紹介

松崎 朝樹 (マツザキ アサキ)  
精神科医・筑波大学医学医療系臨床医学域精神神経科講師。筑波大学卒業。いくつもの精神科病院や総合病院の精神科、国立精神・神経医療研究センター勤務を経て、2014年より現職。ベストティーチャー賞を何度も受賞。『精神診療プラチナマニュアル』(メディカル・サイエンス・インターナショナル)など著書多数。YouTubeチャンネル『精神科医 松崎朝樹の精神医学』は登録者数5.8万人(2022年12月時点)。『メンタル系YouTuberの会』の会長を務め、医療者からも注目を集めるメンタル系YouTuberでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)