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ウクライナ戦争即時停戦論

平凡社新書 1034

出版社名 平凡社
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-582-86034-4
4-582-86034-6
税込価格 1,100円
頁数・縦 303P 18cm

商品内容

要旨

二〇二二年二月二四日に始まったウクライナ戦争。ロシアとウクライナの関係は完全に崩壊状態にある。だが戦争開始直後には停戦協議が行われていた。いま両国に必要なのは、最新兵器でも、莫大な資金でもない。戦争を止める場をつくること、それだけだ。そのために一日も早い停戦協議の再開が求められている。即時停戦せよ。停戦協議を始めよ。停戦なくして、平和や正義は実現しない!

目次

第1章 戦争が起れば「即時停戦」を求めるは当然だ!
第2章 プーチンは世界征服をたくらんではいない
第3章 ロシアとウクライナは一つの国だった
第4章 即時停戦と三国仲裁を求める声明
第5章 米国主導の戦争―「新しい戦争」が始まった
第6章 改めて即時停戦、中印による仲裁を求める!
第7章 戦争の渦中で起きたテロルという衝撃
第8章 停戦実現に向けた提言―朝鮮戦争での事例から考える
第9章 准世界戦争化の時代に突入した
第10章 Ceasefire Now!―世界中で広がる「今こそ停戦を!」の声

出版社・メーカーコメント

長期化し、混迷を深めているウクライナ戦争。終わりが未だに見えない現状を深く憂慮するロシア研究の泰斗が声高に訴える停戦論!

著者紹介

和田 春樹 (ワダ ハルキ)  
1938年大阪生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。東京大学名誉教授。専門はロシア・ソ連史、現代朝鮮研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)