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御朱印銀次捕物帳

新装改訂版

春陽文庫 し11−2

出版社名 春陽堂書店
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-394-90477-9
4-394-90477-3
税込価格 924円
頁数・縦 303P 15cm
シリーズ名 十手を磨く男

商品内容

要旨

「武家屋敷ならびに神社仏閣詮議出入り勝手たるべし」―町奉行所では手を出せない領域に自由に入り捜査することを将軍からお墨付きをもらった御用聞き、人呼んで「御朱印銀次」。大名や旗本をも恐れぬ姿に、江戸っ子は大喜び。そして団十郎ばりのいきで苦みばしった男前、方円流の捕繩術に渋いノドもあって、江戸の娘たちにも大人気。そんな銀次も、三年押し掛け続けて世話をする竹町芸者の立花家小袖の深情けにはかなわない…。子分のヒキガエルの六助を共に連れ、今日も江戸の怪事件を解き明かし、権威に隠れた悪を暴く、痛快捕物帳!

著者紹介

島田 一男 (シマダ カズオ)  
明治40年(1907年)京都市に生まれる。新聞社に入社し、一五年間、従軍記者として過ごす。その経験を活かし、新聞記者シリーズの小説を書き始める。第四回探偵作家クラブ賞(現・日本推理作家協会賞)を受賞。NHKドラマ「事件記者」の脚本を八年間担当する。1971年、松本清張のあとをうけて日本推理作家協会理事長に就任する。推理小説以外にも、時代小説、捕物小説、怪奇小説などシリーズ作品も多数残している。平成8年(1996年)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)