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私は共産党員だ! シン・日本共産党宣言 2

文春新書 1461

出版社名 文藝春秋
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-16-661461-5
4-16-661461-4
税込価格 1,133円
頁数・縦 251P 18cm

商品内容

要旨

私の除名処分は違法である!著書『シン・日本共産党宣言』で党首公選などを提唱したベテラン党員の著者を、「分派活動」の名のもとに除名した日本共産党。処分の撤回を求め提訴した著者が明かす驚くべきその後の顛末、そして徹底して争うその論拠と真意とは―。

目次

第1章 除名は名誉毀損と一体不可分(「党かく乱者」「党破壊者」と認定されて
私が権力と一体となって共産党を攻撃する!? ほか)
第2章 結社の自由と言論・出版の自由の均衡点(部分社会論と袴田最高裁判決の法理
日本社会にとって不可欠な結社の自由 ほか)
第3章 最高裁判例に則しても私の除名は違法である(袴田里見の訴えはなぜ最高裁で却下されたか
私の除名処分は規約を踏みにじって強行された)
第4章 対談「志位議長よ、なぜ私が除名なのか」×佐藤優
第5章 対談「成熟した政権交代の基軸政党となるために」×内田樹

出版社・メーカーコメント

活発な党内論議を可視化し、より国民に近しい共産党であることが今こそ日本の政治に必要だと確信して前著『シン・日本共産党宣言』で党首公選を提唱した著者。しかし刊行直後、党から告げられたのは思いもよらぬ「除名」の二文字だった! 半世紀近くにわたり党員として真面目に活動し、政策委員会では安保外交部長も歴任した著者に対するあまりに一方的で苛烈な処分。著者が党規約に則って再審査を求めている間も、『赤旗』紙上や党幹部の発言による名誉棄損を含む人格攻撃キャンペーンは続いた。約一年後、「再審査請求却下」という党大会の結果を受け、ついに著者は除名撤回と党員としての地位確認を求めて東京地裁に提訴。党を訴えてでも党員に戻りたい−−。その真意とこれまでの顛末を詳らかにする。2023年2月5日に日本共産党より除名処分を受けて以降に著者がおこなった、佐藤優(作家・元外務省主任分析官)、内田樹(思想家、武道家、神戸女学院大学名誉教授)との”シン・日本共産党批判”ともいうべき豪華対談を所収。

著者紹介

松竹 伸幸 (マツタケ ノブユキ)  
1955年長崎県生まれ。一橋大学社会学部卒業。ジャーナリスト・編集者。かもがわ出版編集主幹、日本平和学会会員、「自衛隊を活かす会」(代表・柳澤協二)事務局長。専門は外交・安全保障(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)