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人形浄瑠璃の「近代」が始まったころ 観客からのアプローチ

人文学のフロンティア大阪公立大学人文選書 9

出版社名 和泉書院
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-7576-1099-6
4-7576-1099-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 261P 19cm

商品内容

要旨

人形浄瑠璃はいつ、どのようにして「古典」になったのか。またそれはいかなる意味を持つ出来事だったのか。昭和初年の大阪に登場した新しい観客たちに注目し、人形浄瑠璃の「近代」への歩みを再考する観客史の試み。

目次

観客から考える
弁天座の谷崎潤一郎
四ツ橋文楽座の「無知な」観客たち
「古典芸術」としての人形浄瑠璃と新作の行方
新しい観客による新しい批評
古典芸能から遠く離れて

著者紹介

海老根 剛 (エビネ タケシ)  
東京都生まれ。博士(文学)。現在、大阪公立大学文学研究科文化構想学専攻表現文化学専修教授。専攻は、表象文化論、ドイツ文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)