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世界は説話にみちている 東アジア説話文学論

出版社名 岩波書店
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-00-061667-6
4-00-061667-6
税込価格 3,630円
頁数・縦 335P 20cm

商品内容

要旨

巨樹、龍宮、鬼、お釈迦様…。東アジア、漢字の文化圏に共通して親しまれる説話モチーフは一体どのように誕生し、伝播していったのだろうか?経典や絵画など、豊富な資料を駆使し、説話がたどってきた道のりを跡づける!

目次

序章 説話への招待
1 東アジアの世界観(須弥山の図像と言説―アジアの宇宙観
龍宮をさぐる―異界の形象
巨樹の宇宙―環境と生命)
2 東アジアの群像(四つの門をくぐると―転生する釈迦伝
宝誌の顔―東アジアの肖像
見える鬼と見えない鬼―鬼の東アジア)
3 東アジアと東西交流文学(授乳の神話学―摩耶とマリア
アジアのイソップ―“東西交流文学”の世界
二鼠譬喩譚・「月のねずみ」追考―説話の“東西交流”)
結章 説話の東アジアへ

出版社・メーカーコメント

巨樹、龍宮、鬼、お釈迦様…。東アジア、漢字漢文の文化圏全般に共通して親しまれる説話モチーフは一体どのように誕生し、伝播していったのだろうか?東アジア説話研究の第一人者である著者が、世界観・群像・西洋との交流という三つの軸から、経典や絵画など、豊富な資料を駆使し、説話がたどってきた道のりを跡づける。

著者紹介

小峯 和明 (コミネ カズアキ)  
1947年生。日本古典文学、東アジア比較説話専攻。立教大学名誉教授。1977年早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)