メアリ・シェリー 『フランケンシュタイン』から〈共感の共同体〉へ
出版社名 | 白水社 |
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出版年月 | 2024年12月 |
ISBNコード |
978-4-560-09144-9
(4-560-09144-7) |
税込価格 | 2,420円 |
頁数・縦 | 202,22P 19cm |
商品内容
要旨 |
急進派思想家のW・ゴドウィンとフェミニズムの先駆者と呼ばれるM・ウルストンクラフトという時代の先端を行く両親のもとに生まれ、自由奔放な詩人パーシーを情熱的に愛したメアリ・シェリー。のちに代表作となるのが、18歳のときに自らの悲運を投影して書いたとも思えるゴシック小説『フランケンシュタイン』である。本書は、メアリ・シェリーの作品や著作を丹念に論じることで、小説家としての独創性、政治思想家としての真摯な態度、母ウルストンクラフトから受けた影響など、彼女の作品論と波乱に満ちた生涯を見事に融合させた小伝である。 |
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目次 |
第1章 遺産 |
出版社・メーカーコメント
『フランケンシュタイン』を書いた16歳の少女−−メアリ・シェリーはなぜ忘却されたのか。怪物の影に隠れた激動の人生を丹念に辿る。