国境廃絶論 入管化する社会と希望の方法
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2025年1月 |
ISBNコード |
978-4-00-022983-8
(4-00-022983-4) |
税込価格 | 2,860円 |
頁数・縦 | 246P 19cm |
商品内容
要旨 |
国境は人々を分断し、レイシズムを助長し、世界的な格差を拡大する。そして「不法移民」を監視するテクノロジーは、移民のみならず私たちすべての安全な生活を脅かす。では、誰もが自由に移動し生存する世界はいかにして可能だろうか?人種、ジェンダー、アルゴリズムなど七つの観点から入管政策がもたらす被害を詳細に検証するとともに、監獄廃絶運動から受け継いだヴィジョンにより、「改良」の先にある「廃絶」への確かな道筋を示す。 |
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目次 |
第1章 人種 |
出版社・メーカーコメント
国境は人々を分断し、レイシズムを助長し、世界的な格差を拡大する。そして「不法移民」監視テクノロジーは、移民のみならず私たちすべての自由と安全を脅かす。国境とは私たちの日常にある脅威なのだ。では、誰もが移動と居住の自由をもつ世界はいかにして可能だろうか? 国境の害悪と不要性、そして廃絶のヴィジョンを明快に描く。