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社会をひもとく 都市・地域にみる社会問題の問い方

出版社名 有斐閣
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-641-17503-7
4-641-17503-9
税込価格 2,970円
頁数・縦 261P 22cm

商品内容

要旨

いまそこにどのような問題があるのか?都市社会学的な問題意識を軸に、社会問題の在処を見出し、その読み解き方のバリエーションを問うていく。調査にもとづく社会学的探究を集成。

目次

第1部 生活史から考える社会的世界(“まなざし”を介した構造分析
東京におけるホームレス経験者の生活実践とモビリティ
「女性と貧困ネットワーク」の30代の女性たちにみる「女性の貧困問題」
1955年、水俣に生まれたある女性の生活史)
第2部 人々の活動とコミュニティ(「活性化される困難地域」というイメージの形成と再生産
「移動」から防災・災害復興を捉え直す
町内会を中心とするコミュニティ・ガバナンスの転回
町民ニーズからみるスマートシティにおける課題
浜松市政教分離訴訟にみる自治会と神社の政教分離問題)
第3部 都市空間をめぐるポリティクス(インフォーマル・セクターと女性による空間の生産
高密度化する死者の都市空間
日本都市におけるジェントリフィケーション批判に向けて
東京における野宿者排除にみる懲罰と福祉の両輪)

出版社・メーカーコメント

調査に基づく探究とは。生活史としてホームレス 貧困女性 公害被害者を コミュニティ論として再開発 災害復興 町内会・自治会 スマートシティを 都市空間論として アジアの貧困女性 都市での埋葬 野宿者対策などを主題化 社会学的分析を深める。

著者紹介

北川 由紀彦 (キタガワ ユキヒコ)  
放送大学教養学部教授
山口 恵子 (ヤマグチ ケイコ)  
東京学芸大学教育学部教授
山本 薫子 (ヤマモト カホルコ)  
東京都立大学都市環境学部准教授
玉野 和志 (タマノ カズシ)  
放送大学教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)