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男装の華は後宮を駆ける 3

紅焔の花嫁

角川文庫 あ87−12

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-04-116042-8
4-04-116042-1
税込価格 792円
頁数・縦 251P 15cm
シリーズ名 男装の華は後宮を駆ける

商品内容

要旨

中秋の宴の翌朝、丹桂舞い散る宮苑で高齢の女官の遺体が発見された。怨恨が疑われるが、その体から黒虎王の印が見つかり、国家を脅かした事件との関係が浮上する。芙蓉は再び皇太后の文使いに任命され、蒼君とこの事件を調査することに。徐々に真実に迫る2人だったが、そんな折、第二皇子が刺殺される。一方、芙蓉には河南王との縁談が進んでいて…。お互いに身分を隠した2人の恋の行方は!?中華風謎解き&恋物語、完結編!

出版社・メーカーコメント

桂花咲き誇る中秋の日、月見が催された翌朝のこと。宴のため皇太后のもとに泊まった芙蓉は、庭で桂花に埋まった高齢の女官の死体を発見する。亡くなった女官は後宮内で高利貸しを営んでおり、人間関係に問題を抱えていたため、怨恨の殺人かと思われた。しかし、女官の体から黒い虎の刺青が発見され様相は一変。かつて後宮に災いをもたらした黒虎王に関係する事件の疑いが浮上した。皇太后はこの事件を解決するため、再び芙蓉を文使いに任命し、皇帝の文使いである蒼君とともに、事件を調査することを依頼する。芙蓉と蒼君は、女官が身につけていた銅貨の首飾りから事件の糸口をつかもうとするが、調査は難航する。見え隠れする黒虎王の陰を追う二人であったが、そんな折に、第二皇子が何者かに刺殺されるという大事件が発生して−−。失われた平和を取り戻すために男装の令嬢と身分を隠した皇子が謎を解く!そして芙蓉と蒼君が抱えるお互いへの恋心の行方は……?華咲き乱れるノンストップ中華ファンタジー!完結編

著者紹介

朝田 小夏 (アサダ コナツ)  
1980年静岡県生まれ。Hartnell College卒、The Art Institute of Seattle卒。『天命の巫女は紫雲に輝く 彩蓮景国記』で第4回角川文庫キャラクター小説大賞〈優秀賞〉を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)