• 本

織部の妻

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-04-112363-8
4-04-112363-1
税込価格 2,310円
頁数・縦 373P 20cm

商品内容

要旨

戦国武将・中川清秀の妹、仙。幼い頃に戦の混乱で家族と離れ離れになってしまった彼女は、叔父の城で少年高山右近と出会ったことをきっかけに、キリストの教えを心の支えとする。古田織部との政略結婚を通じて、二人は信長、秀吉、家康とめまぐるしく変遷する戦国の世を駆け抜けながら、共通する志を抱く夫婦となってゆく。二人が命と引き換えにしても守りたかったものとは―。

出版社・メーカーコメント

織田信長に仕え、千利休に師事した古田織部。武人であり茶人としても名を遺した彼を支えた、たったひとりの女がいた。。幼い頃に戦の混乱によって家族と離れ離れになってしまった仙は、叔父の城で洗礼を受けたことをきっかけに、キリストの教えを心の支えにする。型破りな織部との政略結婚を通じて、信長、秀吉、家康と次々と変化する戦国の世を駆け抜けながら、共通する志を持つ夫婦となっていく。歴史の表舞台には名を残さなかった彼女が夫の命と引き換えにしても守りたかったものとは−−。

著者紹介

諸田 玲子 (モロタ レイコ)  
静岡市生まれ。1996年『眩惑』でデビュー。2003年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、07年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、12年『四十八人目の忠臣』で歴史時代作家クラブ賞、18年『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)