丸刈りにされた女たち 「ドイツ兵の恋人」の戦後を辿る旅
岩波現代文庫 社会 353
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2025年4月 |
ISBNコード |
978-4-00-603353-8
(4-00-603353-2) |
税込価格 | 1,166円 |
頁数・縦 | 224P 15cm |
商品内容
要旨 |
第二次大戦中に「支配者」であるドイツ兵と愛し合い、解放後に見せしめとして丸刈りにされたフランス人女性たち。ロバート・キャパが撮影した写真やアラン・レネの映画『ヒロシマ・モナムール(二十四時間の情事)』でも知られる彼女たちは、「対ナチ協力者」の烙印をおされ、フランスにおけるタブーとされてきた。「丸刈りにされた女たち」をたずねて二〇〇四年にフランスに渡った日本人留学生が、その困難に満ちた戦後の人生を綴った記録。 |
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目次 |
第1章 レジスタンスの国―ジャクリーヌの場合 |
出版社・メーカーコメント
第二次大戦中にドイツ兵と愛し合ったフランス人女性の多くが、解放後に見せしめとして丸刈りにされた。「対ナチ協力者」として命すら脅かされた彼女たちはどのような戦後を生きたのか。日本人留学生が、つらい過去を背負いながら戦後フランスを生き抜いた女性たちに出会い、その人生を綴った記録。(解説=ソッティーレ、マルコ)