• 本

ケアと編集

岩波新書 新赤版 2063

出版社名 岩波書店
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-00-432063-0
4-00-432063-1
税込価格 1,056円
頁数・縦 244P 18cm

商品内容

要旨

もはやこれまでと諦めてうなだれたとき、足元にまったく違うモノサシが落ちている。与えられた問いの外に出てみれば、あらふしぎ、あなたの弱さは克服すべきものじゃなく、存在の「傾き」として不意に輝きだす―。〈ケアをひらく〉の名編集者が一人ひとりの弱さをグッと後押し。自分を変えずに生きやすくなる逆説の自他啓発書。

目次

1 いかにして編集の先生に出会ったか
2 ズレて離れて外へ
3 ケアは現在に奉仕する
4 ケアが発見する
5 「受け」の豊かさに向けて
6 弱い編集―ケアの本ができるまで

出版社・メーカーコメント

もはやこれまでと諦めてうなだれたとき、足元にまったく違うモノサシが落ちている。自立も効率もうさんくさい。因果も未来もまやかしだ。人を変えたり試したり治したりする世の常識に別れを告げ、豊かな「今ここ」の世界に旅立とう。〈ケアをひらく〉の名編集者がみんなの「傾き」をグッと後押ししてくれる逆説の自他啓発書。

著者紹介

白石 正明 (シライシ マサアキ)  
1958年東京都生まれ。青山学院大学法学部卒業。中央法規出版を経て1996年に医学書院入社。1998年に雑誌『精神看護』を、2000年に〈ケアをひらく〉シリーズを創刊。同シリーズは現在50冊を数え、川口有美子『逝かない身体』が大宅壮一ノンフィクション賞(2010年)、熊谷晋一郎『リハビリの夜』が新潮ドキュメント賞(2010年)、六車由実『驚きの介護民俗学』が日本医学ジャーナリスト協会賞(2013年)、國分功一郎『中動態の世界』が小林秀雄賞(2017年)など受賞。2024年3月に医学書院を定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)