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血と反抗 日本の移民社会ダークサイド

出版社名 幻冬舎
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-344-04423-4
4-344-04423-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 279P 19cm

商品内容

要旨

揺らぐアイデンティティ。貧困、虐待、差別。彼らはなぜ道を外れていくのか?外国人労働者2世たちの「裏の社会」を追った衝撃のルポ。

目次

第一章 外国人ギャングというコミュニティ―ブラジル、ペルー
第二章 多国籍パブの子どもたち―フィリピン
第三章 成り上がった殺し屋の息子―コロンビア
第四章 日本鬼子と呼ばれた男の生き様―中国
第五章 不良移民の最前線―ベトナム
第六章 差し伸べた手は届くのか―外国人児童福祉

出版社・メーカーコメント

揺らぐアイデンティティ。貧困、虐待、差別。彼らはなぜ道を外れていくのか。外国人労働者2世たちの「裏の社会(パラレルワールド)」を追った衝撃のルポ。これが、あなたの知らない「日本のリアル」だ!パキスタン、バングラディシュ、イラン、ブラジル、ペルー、コロンビア、中国、ベトナム、ネパール……1980年代以降、多くの外国人労働者を受け入れてきた日本。移民2世であるその子どもたちは、貧困・虐待・差別といった多種多様な困難に直面。過酷な世界で生き延びるために道を外れ、犯罪に手を染める者たちがいる。自らに流れる「血」のアイデンティティを求め、つきつけられた理不尽への異議申し立てをするかのように、移民2世たちが作り上げた、現代日本の「裏の社会(パラレルワールド)」。日本人には想像もつかない、その実態を克明に描き切った衝撃のルポ。(目次)第一章 外国人ギャングというコミュニティ−−ブラジル 、ペルー第二章 外国人パブの子どもたち−−フィリピン第三章 成り上がった殺し屋の息子−−コロンビア第四章 日本鬼子(リーベングイズ)と呼ばれた男の生き様〜中国第五章 不良移民の最前線−−ベトナム第六章 差し伸べた手は届くのか−−児童福祉

著者紹介

石井 光太 (イシイ コウタ)  
1977年東京都生まれ。作家。国内外の貧困、災害、事件などをテーマに取材・執筆活動をおこなう。2021年『こどもホスピスの奇跡 短い人生の「最期」をつくる』で新潮ドキュメント賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)