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わが人生の断片 上

中公文庫 し23−4

出版社名 中央公論新社
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-12-207643-3
4-12-207643-9
税込価格 1,430円
頁数・縦 359P 16cm
シリーズ名 わが人生の断片

商品内容

要旨

夥しい人命が失われ、数えることの出来ぬ富が空しくなり、名誉と独立とを奪われ、ただ世界に向って罪だけを負うことによって、今、戦争が終わるのである―昭和十七年一月、ビルマ派遣軍司令部宣伝班として従事。帰国後、読売新聞社論説委員として敗戦の日を迎える。戦後を代表する社会学者の回想録。全二巻

目次

昭和十六年―昭和二十一年(徴用と三木清
ビルマの高見順
ラングーンの日々
日本への旅
新聞社の内部で
敗戦の日
スターリンの夢)
明治四十年―昭和十六年(微禄の涯
偽善の勧め
地震のあとさき
社会学へ向って
習作時代
東大うちそと
悲しい処女作)

出版社・メーカーコメント

昭和十七年一月、ビルマ派遣軍司令部宣伝班として従軍。帰国後、読売新聞社論説委員として敗戦の日を迎える。昭和を代表する社会学者による回想録。

著者紹介

清水 幾太郎 (シミズ イクタロウ)  
1907(明治40)年、東京生まれ。社会学者。東京帝国大学文学部社会学科卒業。文学博士。二十世紀研究所所長などを経て、学習院大学教授、清水研究室主宰。88(昭和63)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)