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愛知怪談

竹書房怪談文庫 HO−716

出版社名 竹書房
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-8019-4437-4
4-8019-4437-X
税込価格 924円
頁数・縦 287P 15cm

商品内容

要旨

天狗もいれば、河童もいる。トンネルは異界と繋がり、街中でもふとこの世ならざるものとすれ違う。五つの首が埋まる地で起きる不可思議な道惑い…「五人櫃」(新城市)、夜空に目撃された幻の豪華飛行船…「うつろ舟」(東三河)、心霊スポットとして名高いトンネル。怖いのは中より入口の…「伊世賀美隧道の小屋」(豊田市)、熱田空襲のあった地で今なお聞こえる声…「軍需工場」(名古屋市熱田区)、雑居ビルの2階トイレが使用禁止の理由…「指」(名古屋市中区)、舟を惑わす木曽川のお富岩の真相…「怪談を殺す話」(犬山市)他、地元ゆかりの著者陣が丹念に拾い集めて綴ったご当地怪談集!

目次

三河の怪
名古屋の怪 その一
江戸の愛知怪談
名古屋の怪 その二
尾張の怪
愛知県某所の怪

出版社・メーカーコメント

愛知県の怪奇伝承、怪異スポット、現代の不思議事件から恐怖体験までを取材したご当地怪談。三河も尾張も丸ごと1冊愛知県の怖い話!

著者紹介

島田 尚幸 (シマダ ナオユキ)  
妖怪文化研究家・あいち妖怪保存会共同代表。名古屋市生まれ。怪異・妖怪をキーワードに、地域文化や文芸を知る・学ぶ・楽しむための活動を行う
赤井 千晴 (アカイ チハル)  
物心つく前から水木しげるの妖怪を愛し、自らも怪異を描くようになる。2006年から実話怪談風の紙芝居「怪奇紙芝居」を発表
岩里 藁人 (イワサト ワラジ)  
愛知県名古屋市生。2007年に参加したビーケーワン怪談大賞がきっかけとなり、怪談に筆を染める。本業はイラスト方面
内浦 有美 (ウチウラ ユミ)  
愛知県豊橋市出身。ばったり堂代表
加上 鈴子 (カガミ リンコ)  
三重県民ながら大学は愛知県。20年前の体験もあり妖怪や怪談に惹かれ、ふるさとトークライブin名古屋のスタッフ等を経て、お誘い頂き、執筆に至る
御於 紗馬 (ミオ ショウマ)  
『てのひら怪談 庚寅』に「苦断」、『てのひら怪談 辛卯」に「くだん抄」、『みちのく怪談コンテスト傑 作選2011』に「近所のドラ猫が食い入るように見つめていた新聞の切れ端より抜粋」収録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)