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火の龍王は水の妃をご所望です

小学館文庫 Cき2−4 キャラブン!

出版社名 小学館
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-09-407463-5
4-09-407463-5
税込価格 693円
頁数・縦 253P 15cm

出版社・メーカーコメント

虐げられた姫の「運命の夫」は最強の龍王?  天帝と四龍王家によって統治される世界。かつて天帝を害した逆賊として命を落とした前黒龍王を父に持つ娘・璃雨には、実は黒龍王の血族の中でも、特別に強い治癒能力がある。だが両親亡き今、現黒龍王のおじ一家にも虐げられ、使用人以下の扱いを受けていた。そんな璃雨の唯一の希望は、幼い頃から婚約関係にあった青龍王家の若君のもとへ、十八歳になったら嫁ぐこと。だが、それすらも「逆賊の娘」には与えられないのだと知って、璃雨はひどく落ち込む。ところがそこへ、筆頭龍王家の当主である紅龍王・玖よう(火偏に華)が「おまえは俺の妃だ」と求婚してきて……!? 玖ようは「火」の力が強すぎるがゆえに、母を焼き殺して生まれた「母殺し」と囁かれる最強の龍王。だが強大な能力は自らをも蝕むため、常に命の危機に晒されていた。ところが偶然、泉のほとりで接触した際、璃雨の「水」の癒やしの力によって、玖ようは初めて苦痛から解放されたのだった。 −−逆賊の娘であれば心おきなく「相剋の妃」として利用してやろう、どうせ璃雨には拒否権などないのだから−−そんなふうに始まった二人の関係は、やがて変化して……? 絶品☆中華風ファンタジー!