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日本を震撼させた昭和のテロ事件

宝島SUGOI文庫 Dへ−1−43

出版社名 宝島社
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-299-06785-2
4-299-06785-1
税込価格 880円
頁数・縦 217P 16cm

商品内容

要旨

昭和の時代はテロが頻発した。戦前は天皇制打倒を叫ぶ社会主義者たちや、昭和維新を叫ぶ右翼たち、さらには統制派と皇道派の対立から様々なテロが横行した。戦後になっても、右翼による左翼へのテロや言論機関への銃撃、左翼の過激派による爆破事件など、思想対立が激しくなればなるほどテロが活発化した。令和の時代も、声高に人権を主張するリベラルの伸長とそれへの反発で、世界的にテロの可能性は高まっている。いまこそ、昭和のテロを教訓化すべきである。

目次

序章 昭和以前のテロ事件(伊藤博文暗殺事件
大逆事件(幸徳事件) ほか)
第一章 1926年から終戦までのテロ事件(満州某重大事件
山本宣治刺殺事件 ほか)
第二章 終戦から1960年代のテロ事件(終戦阻止8・15将校の叛乱
黒い霧事件 ほか)
第三章 1970年代から1988年までのテロ事件(よど号ハイジャック事件
三島由紀夫自衛隊クーデター未遂事件 ほか)
終章 昭和の残像(1990年代のテロ事件)(本島長崎市長銃撃事件
野村秋介朝日新聞で自決 ほか)

出版社・メーカーコメント

2025年は、昭和が始まって100年です。昭和は大正デモクラシーが終わった後に始まりました。大正デモクラシーによる社会運動の盛り上がりを警察は弾圧しましたが、そのため、左翼によるテロが頻発します。そして、その後は軍事国家に向かって右翼のテロとクーデターが時代を変えていきます。戦後も左翼によるテロや右翼による暗殺も頻発。そして、それはオウム真理教や国際組織も絡んで国際規模になり、謀略も相まって複雑怪奇になっていきます。日本を震撼させたテロはどうして起こったのか、その深層に踏み込みます。