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死刑について私たちが知っておくべきこと

ちくまプリマー新書 491

出版社名 筑摩書房
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-480-68522-3
4-480-68522-7
税込価格 990円
頁数・縦 195P 18cm

商品内容

要旨

死刑制度に「なんとなく」で賛成または反対していませんか。冤罪があれば取り返しのつかない「究極の刑罰」にもかかわらずその実態は知られておらず、十分な議論もなされていない。日本の死刑制度とその運用にはどのような問題があるのか、維持するのならどうあるべきか、考えるための材料を示す。

目次

第1章 死刑はどのように運用されている?
第2章 刑事荒策の暗黒時代とその後
第3章 被害者を支援するとはどういうことか
第4章 死刑存置派と死刑廃止派の水掛け論
第5章 日本の市民は本当に死刑を望んでいるのか
第6章 「死刑は残虐な刑罰か」の過去・現在・未来
第7章 アメリカが死刑を維持するためにとった7つの観点
第8章 死刑存廃論のミニマリズム

出版社・メーカーコメント

賛成派も反対派も「思い込み」で語る前に−−日本の死刑制度とその運用にはどのような問題があるのか、維持するのならどうあるべきか、考えるための土台を示す。

著者紹介

丸山 泰弘 (マルヤマ ヤスヒロ)  
立正大学法学部教授。博士(法学)。専門は刑事政策・犯罪学。日本犯罪社会学会理事、日本司法福祉学会理事。2017年にロンドン大学バークベック校・犯罪政策研究所客員研究員、2018年から2020年にカリフォルニア大学バークレー校・法と社会研究センター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)