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情けの糸

新装版

祥伝社文庫 お21−32 取次屋栄三 11

出版社名 祥伝社
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-396-35118-2
4-396-35118-6
税込価格 902円
頁数・縦 322P 16cm
シリーズ名 情けの糸

商品内容

要旨

かつて町のやくざ者だった捨吉は、栄三郎の“取次”により、今や立派な医者見習いとなっていた。ところが医者の土屋弘庵は、弟子の空元気を見抜いていた。どうやら近頃、捨吉が出会った四十絡みの堅気に見えぬ女性が、幼少の捨吉を捨てた母親であったらしいのだ。捨吉の荒くれた心が戻らないか心配した栄三郎は、断絶した母と子の絆を結び直そうと試みるが…?

出版社・メーカーコメント

乱暴者が医者になり、聡明な孤児が、奉行所与力の養子となった――栄三が導く若者たちの刻苦と成長人情時代小説シリーズ第十一弾!かつて町のやくざ者だった捨吉は、栄三郎の“取次”により、今や立派な医者見習いとなっていた。ところが医者の土屋弘庵は、弟子の空元気を見抜いていた。どうやら近頃、捨吉が出会った四十絡みの堅気に見えぬ女性が、幼少の捨吉を捨てた母親であったらしいのだ。捨吉の荒くれた心が戻らないか心配した栄三郎は、断絶した母と子の絆を結び直そうと試みるが……?

著者紹介

岡本 さとる (オカモト サトル)  
1961年大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社九〇周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に『浪華騒擾記』が入選。以後、演劇制作や舞台の脚本、『水戸黄門』等のテレビ脚本を数多く手掛けた。2010年、『取次屋栄三』(祥伝社文庫)でデビュー以来、二〇巻の大人気シリーズとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)