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心の中で犬を抱きあげたあの日、自分に優しくなれた気がした

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-04-607265-8
4-04-607265-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 205P 19cm

商品内容

要旨

ふわふわとやわらかく。疲れた心がそっと癒される。介護職を通して見つけた日々の発見とユーモアの数々。ささやかな喜びが光る21篇。noteのエッセイが話題!

目次

私はなぜか年寄りにモテる
私のファンネームは「孫」
万全に楽しめる日っていつなのさ
勿忘草
今日から明日までを溺れずに泳ぎたいだけの私達
いつか、青果売り場で売られる梨を見て泣く日がやってくる
いつか、この全ての感情が私に馴染んで愛せる日が訪れる
推しis何
好きな人としあわせに暮らしたったらええねん
私はコメダ珈琲店を心のキャンプ地とする女
人間よ大志を抱け、それでも駄目なら米を炊け
読み次第、一列に並んでください
友達ん家の犬へ
いつでもこうしてままならない話をしよう
心の犬はあなたの帰りをずっと待っている
今すぐ助かりたかった一ヶ月
人類よ、鹿よりもちもちのパグで在れ
猫一匹分のドアの隙間に
皆さんご存じあの北の大スターの話
日常を編んでいくあなた達へ
文字を束ねて作った花束を

出版社・メーカーコメント

限界な心を無視して仕事を頑張るあなたへ、一生離れたくない大好きな存在がいるあなたへ。人間のままならない感情に寄り添い続けたい。noteで反響を呼んだ愛犬に捧ぐエッセイの他、書き下ろしを多数収録! 読むたび心の中に春の風が吹く、やわらかくて暖かな手触りのエッセイ。**かけてもらいたかった言葉、逆に言わないでほしかった言葉。 肯定されたかった気持ち、逆に否定されたくなかった気持ち。全員に寄り添うことも全員の正解を出すことも絶対に出来ない。でもあなたと、私ひとり分と思えば案外やれるかもしれない。そんなことを考えながら書いた文章達が一冊になったのがこの本だ。 バスや電車の中 病室のベッドの上 ちょっとした待ち時間や休み時間 夜眠る前の布団の中どんな時でも、どこにだって連れて行ってもらえたらと思う。この本はどんな時どんな場所でも頑張りすぎるあなたのために書いたから。私の紡いだ文字達が、あなたの背を優しく撫でますように。あなたと私の毎日に一番の味方として寄り添いますように。あと、古本屋で100円で売りさばかれませんように。(まえがき)**