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奇のくに風土記

出版社名 実業之日本社
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-408-53881-5
4-408-53881-7
税込価格 2,200円
頁数・縦 322P 20cm

商品内容

要旨

紀州藩士の息子・十兵衛(後の本草学者・畔田翠山)は、幼いころから草花とは自在に語らうことができるのに、人と接するとうまく言葉を交わすことができずに育った。ある日、草花の採取に出かけた山中で天狗と出会ってから、面妖な出来事が身の回りで次々と起こり…。若き本草学者の、生きものや家族、恩師らとの温かな交感と成長を描く、感動の時代幻想譚。

出版社・メーカーコメント

天狗と綽名された少年が草花との不思議な出会いで見つけたものは? 江戸稀代のナチュラリスト・畔田翠山の青春を描く時代長編。

著者紹介

木内 昇 (キウチ ノボリ)  
1967年生まれ。東京都出身。出版社勤務を経て、2004年、『新選組 幕末の青嵐』で小説家デビュー。2009年、早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞を受賞。2011年、『漂砂のうたう』で直木賞を受賞。2014年、『櫛挽道守』で中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、親鸞賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)