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フロントライン

出版社名 サンマーク出版
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-7631-4181-1
4-7631-4181-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 319P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • フロントライン

    話題映画の小説版。あの時ニュースで見た3700人の乗客乗員を乗せた豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス号」では実際に何が起きていたのか。現場の最前線「フロントライン」で未知のウイルスと闘う人たちの壮絶さがリアルに伝わってくる。大ヒットドラマを数多く手掛けてきた名プロデューサーによるデビュー小説は期待を超えた。
    情報は今なお人々を翻弄する。話題先行の情報氾濫は人を狂わせてしまうことをあらためて思い知らされる。先の見えなかったパンデミックの日々を振り返ることで、命の尊さを深く考え直すきっかけになる。

    (2025年8月5日)

商品内容

要旨

やれることは全部やる。命のために。あの時、ダイヤモンド・プリンセス号で何が起きていたのか。これは事実に基づく勇気の物語。綿密な取材に基づいて書かれた、知られざるストーリー。

出版社・メーカーコメント

2025年6月13日(金)全国で映画公開!超豪華出演陣! 小栗旬/松坂桃李/池松壮亮/窪塚洋介 ほか−−事実に基づく物語−−2020年2月、新型コロナウイルスの感染者を乗せた船が、横浜に入港した。乗員・乗客およそ3700人。未知のウイルスとともに、逃げ場のない海の上の豪華客船に閉じ込められ、感染は瞬く間に広がっていく。「今、船内にいる医師はわずか3人。ウイルス対応がDMATの専門外であることは承知しています。でも、日本国内にウイルスを持ち込まないためには、誰かに船に乗っていただくしかないんです」災害派遣医療チームDMAT(Disaster Medical Assistance Team)は、厚労省の要請を受け、ダイヤモンド・プリンセス号へと乗り込んだ。乗客の命と、日本の安全を守るために−−。しかしマスコミは、彼らの懸命な救助活動を、「ずさんな対応」「乗客を閉じ込めるのは人権侵害」と報道し、DMATは激しいバッシングにさらされる。それでも彼らは反論することなく、ひたすら救助活動に徹した。「反論している時間なんてない。命のために、やれることは全部やる。それがDMATだ」これは、今までメディアで報じられることのなかった、未知のウイルスに<最前線(フロントライン)>で挑んだ者たちの、知られざる物語。あの時、ダイヤモンド・プリンセス号の中で、本当は何が起こっていたのか−−?

著者紹介

増本 淳 (マスモト ジュン)  
脚本家兼ドラマ・映画のプロデューサー。フジテレビ時代のプロデュース担当作品に「白い巨塔」「救命病棟24時」「コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―」「リッチマン、プアウーマン」「ゴーストライター」などがある。独立後1作目の「THE DAYS」は、Netflixで全世界独占配信され、世界5位、77の国・地域でTOP10入りを果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)