• 本

対決の記者

出版社名 祥伝社
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-396-63679-1
4-396-63679-2
税込価格 2,090円
頁数・縦 399P 20cm

出版社・メーカーコメント

追うべきは、殺人事件か、企業スパイか――事件記者と調査報道班の相克 吉川英治文学新人賞受賞作『ミッドナイト・ジャーナル』に続く、渾身の社会派ミステリー!「社長は人として許されないことをした。だから告発しようと思った――」中央新聞長野支局の事件記者関口豪太郎は、一人の青年の訃報に耳を疑った。昼間知り合ったばかりの好青年が、深夜に溺死体となって発見されたというのだ。しかも青年は偽名を使っていた。疑念を抱いた豪太郎は取材に乗り出す。一方、東京本社の調査報道班は、ある新興企業の不正疑惑を追っていた。やり手の社長が犯した“人として許されないこと”とは? 内部告発者が突然の失踪を遂げるに及び、調査報道班は社長のルーツを辿って長野へ向かう。絡み合うそれぞれの事件の先に見えてくる真相とは――?