妖怪サトリのウロコ落とし
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2025年7月 |
ISBNコード |
978-4-09-289338-2
(4-09-289338-8) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 175P 19cm |
商品内容
要旨 |
心は読めるが、空気が読めない妖怪サトリ。モヤモヤをこじらせ妖怪になりかけている人間をワケあってレスキューしにいくのだが―。野間児童文芸賞受賞作家がおくる、こわいけど心が晴れる短編連作。3・4年生から大人まで。 |
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出版社・メーカーコメント
心は読めるが空気が読めない妖怪サトリ 主人公のサトリは、見た目は小学三年生、実は推定三百歳の妖怪。この妖怪サトリ、人の心は読めるが空気が読めないので、思ったことを正直に言って痛い目にあうこともしばしば。一方で、煩悩(苦しみを生む原因)をこじらせ妖怪になりかけている人間にも、サトリは正直な言葉を投げかける。するとその人の目からウロコがぽろり、人助けになることも。サトリは訳あってそのウロコを集めることにするのだが・・・・・・。児童文学の賞を数々受賞している注目作家・長谷川まりる氏の、ちょっと怖いが心が晴れる短編連作。 【編集担当からのおすすめ情報】 心に抱えて誰にも打ち明けられないモヤモヤを言い当てられるのは、ちょっと怖いように感じますが、サトリの言葉には「人間への愛情」が根底にあるので、暗闇に光が差すような、霧が晴れるような心持ちになります。