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戦争の肖像最後の証言 真珠湾、インパール、特攻、硫黄島、占守島……

出版社名 ワニ・プラス
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-8470-7570-4
4-8470-7570-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 247P 19cm

商品内容

要旨

これまで数百名に及ぶ元兵士や戦争体験者を取材してきた著者。戦後80年のいま、“最後”と言っても過言ではない、新しい証言も掲載し、我らが失いつづけてきた、糧として頼るべき健全な自国史を取り戻す!

目次

第一章 真珠湾攻撃に参加した元航空兵の肉声
第二章 泰緬鉄道の建設―俘虜虐待はあったか?
第三章 少年水測兵が聴いた「戦争の音」
第四章 インパール補充兵が見たビルマの戦い
第五章 レイテ沖海戦で見た死線
第六章 硫黄島の戦いの虚実―両陛下のご訪問に寄せて
第七章 B29に特攻した航空兵の正体
第八章 人間爆弾「桜花」に乗った日
第九章 整備兵が見た特攻隊員たちの実像
第十章 日本を分断から守った占守島の戦い
第十一章 満蒙開拓団の引揚者が見た無慈悲と冷酷
第十二章 知られざる史実「ウクライナ抑留」の実態
終章 昭和日本「百年の孤独」―あとがきに代えて

出版社・メーカーコメント

敗戦から80年が経つ”昭和100年”。先の大戦で戦った先人も、その多くが鬼籍に入っているが、ほんとうに「最後の生存者」が最後の証言を残してくれた……真珠湾、泰緬鉄道、特攻、インパール、レイテ沖海戦、硫黄島、占守島、満洲引き揚げ、ウクライナ抑留−−そのとき、その場で彼らは何を見て、何を聞き、何を感じ、何をしたのか? 実体験者の証言は読む者の心の奥底を掴んで放さない。「そんなことがあったのか……」と、我々の戦争観、昭和観を根底から変える証言集。発売ワニブックス 発行ワニ・プラス著者プロフィール早坂隆(はやさか・たかし)1973年、愛知県出身。ノンフィクション作家。『昭和十七年の夏 幻の甲子園』(文藝春秋)で第21回ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。著書に『指揮官の決断 満州とアッツの将軍 樋口季一郎』『永田鉄山 昭和陸軍「運命の男」』(ともに文春新書)、『戦時下の箱根駅伝』『戦争の昭和史』(ともにワニブックス【PLUS】新書)、『評伝 南京戦の指揮官 松井石根』(育鵬社)などがある。顕彰史研究会顧問。

著者紹介

早坂 隆 (ハヤサカ タカシ)  
1973年、愛知県出身。ノンフィクション作家。『昭和十七年の夏 幻の甲子園』(文藝春秋)で第21回ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。顕彰史研究会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)