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戦争と報道 「八月ジャーナリズム」は終わらない

岩波ブックレット 1111

出版社名 岩波書店
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-00-271111-9
4-00-271111-0
税込価格 693円
頁数・縦 71P 21cm

商品内容

要旨

夏の集中的な戦争報道は「八月ジャーナリズム」と揶揄される。しかし著者はそれを一年中、20年間行ってきたいわば「常夏記者」。なぜ今も80年前の戦争についての報道が必要なのか、戦争体験者がいなくなる中でどんな意義があるのか。世界が不安定化する中、戦艦大和、シベリア抑留、硫黄島遺骨収容などを例に改めて戦争報道の意義を伝える。

目次

第1章 新聞と戦争
第2章 「常夏記者」誕生
第3章 現代史としての「戦争」
第4章 今日の戦争報道

出版社・メーカーコメント

夏の集中的な戦争報道は「八月ジャーナリズム」と揶揄される。しかし著者はそれを1年中、20年間行ってきた名物記者。なぜ80年前の戦争についての報道が必要なのか、戦争体験者がいなくなる中でどんな意義があるのか。世界が不安定化する中、戦艦大和、シベリア抑留、硫黄島遺骨収容などを例に改めて戦争報道の意義を伝える。

著者紹介

栗原 俊雄 (クリハラ トシオ)  
1967年生まれ。東京都出身。早稲田大学政治経済学部政治学科卒、同大学院修士課程修了(日本政治史)。1996年、毎日新聞入社。現在、毎日新聞専門記者(日本近現代史・戦後補償史)。第3回疋田桂一郎賞(2009年)、第24回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞(2018年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)