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写本に描かれた本たち 西洋中世からルネサンスにみる本の象徴性と実用性

出版社名 白水社
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-560-09192-0
4-560-09192-7
税込価格 4,950円
頁数・縦 241,16P 22cm

商品内容

要旨

本とは、いかなる意味を持った存在だったのか。キリスト教世界の聖俗から、ユダヤ文化、イスラームまで、人々の知的営みを書物のイメージから読み解く。大英図書館所蔵品ほか貴重なカラー図版を91点収録。

目次

序論
1 象徴としての本(神の言葉
主の律法
聖母マリアの読書
美徳と悪徳の人生と書物
書物自身)
2 実用品としての本(写字生と著者
教師
読者
本の贈呈
典礼用と世俗用の書物
書物の救出と破壊)

出版社・メーカーコメント

本とは、いかなる意味を持った存在だったのか。冊子本や巻物が描かれた彩飾写本の挿絵を読み解いていく。

著者紹介

加藤 磨珠枝 (カトウ マスエ)  
美術史家、立教大学文学部キリスト教学科教授。ローマ大学大学院に留学後、2000年に東京藝術大学美術研究科博士後期課程修了、博士(美術)
立石 光子 (タテイシ ミツコ)  
大阪外国語大学英語科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)