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中学校理科の個別最適な学び・協働的な学び

出版社名 明治図書出版
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-18-303720-6
4-18-303720-4
税込価格 2,266円
頁数・縦 172P 19cm

商品内容

要旨

理想的な授業の形態として、個別最適な学び・協働的な学びを「できればやってみたいが、現状では難しい」というのが、教師の本音です。今の学校で無理なくできることは何か…本書では具体的な事例を通して明らかにしています。特別な支援が必要な生徒を含め、全ての生徒が有能な学び手であり、学びの環境が整いさえすれば、自ら進んで学んでいきます。その実現に、本書が役立てば、幸いです。

目次

第1章 中学校理科における個別最適な学び・協働的な学び(中学校理科の学習指導要領の構成
理科の目標のとらえ方 ほか)
第2章 自己決定を核とした個別最適な学びを目指した実践事例(観察対象を選択肢の中から選ぶ(第1学年 生物領域 生物の観察と分類の仕方)
観察対象を自由に選ぶ(第1学年 地学領域 地層の重なりと過去の様子) ほか)
第3章 自己調整を核とした個別最適な学びを目指した実践事例(やり直しレポートを作成する(第2学年 物理領域 電流)
シミュレーション教材を活用する(第3学年 生物領域 生物と環境) ほか)
第4章 相互啓発を核とした協働的な学びを目指した実践事例(バイキング形式で観察・実験計画を立てる(第1学年 化学領域 物質のすがた)
条件制御を意識して実験計画を立てる(第1学年 物理領域 力の働き) ほか)

出版社・メーカーコメント

観察・実験を行うことが多い理科授業において、どのように個別最適な学びと協働的な学びを実現するか。「自己決定」「自己調整」「相互啓発」の3つの切り口から紹介。単元内自由進度学習、探究的な学びなどの注目されている方略も含んだ充実の1冊。

著者紹介

山口 晃弘 (ヤマグチ アキヒロ)  
東京農業大学教職・学術情報課程教授。1961年福岡県生まれ。元東京都公立中学校校長、中央教育審議会専門委員、文部科学省・学習指導要領等改善検討協力者、国立教育政策研究所・評価規準、評価方法等の工夫改善に関する調査研究協力者。全国中学校理科教育研究会・顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)