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緩和ケアをポジティブに変える本 つらさを抱える患者にできることはもっとある

出版社名 日経BP
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-296-20839-5
4-296-20839-X
税込価格 3,080円
頁数・縦 277P 19cm

商品内容

要旨

「ケアに限界を感じていませんか?」病棟と在宅、2つの場で活躍する「二刀流」の緩和ケア医が悩める医療者も、患者もより前向きになれる実践法を紹介。異なる視点を知り患者・家族と関わる。生活を取り戻すための症状コントロールとは。治療と緩和ケアを線引きしない。ルールの壁を乗り越え希望をかなえる。

目次

第1章 治療と緩和ケアの線引きはいらない
第2章 生活を取り戻すための症状コントロール
第3章 終末期でも最後まで諦めない
第4章 すれ違う患者の気持ち、医療者の気持ち
第5章 医療者都合の連携から脱却を
第6章 制度やルールの壁を乗り越え、希望をかなえる

出版社・メーカーコメント

日々のケアに限界を感じていませんか?東京下町で病棟と在宅、2つの場で活躍する「二刀流」の緩和ケア医で、自身もがんサバイバーの廣橋氏。様々な立場から患者と向き合ってきた著者が、悩める医療者も患者・家族も、より前向きになれる緩和ケアの実践法について解説。患者が緩和ケアに求めるのは、苦痛の緩和だけではありません。「治療を続ける力」「希望を持ち続けるための支え」「普通の生活を取り戻す喜び」──。そんなポジティブな効果を生み出すための関わり方の極意を、多数の事例とともに紹介します。目の前の患者に、もっとできることはないのかと悩む、全ての医療者にお勧めの書。

著者紹介

廣橋 猛 (ヒロハシ タケシ)  
永寿総合病院 がん診療支援・緩和ケアセンター長。2005年東海大学医学部卒。三井記念病院内科などで研修後、2009年、緩和ケア医を志し、亀田総合病院疼痛・緩和ケア科、三井記念病院緩和ケア科に勤務。14年2月から現職。病院勤務と並行して、医療法人社団博腎会野中医院にて訪問診療にも携わる。病棟と在宅、2つの場で切れ目なく患者を診る「二刀流」の緩和ケア医。日本緩和医療学会緩和医療専門医・指導医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)