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守城の人 明治人柴五郎大将の生涯 下

新装解説版

光人社NF文庫 む1421

出版社名 潮書房光人新社
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-7698-3421-2
4-7698-3421-7
税込価格 1,320円
頁数・縦 496P 16cm
シリーズ名 守城の人

商品内容

要旨

日清戦争で日本が勝つと、欧米列強は清の分割競争に邁進。その不満が義和団の乱を誘発し、北京の各国公使館区域が襲撃される。兵士や食料が足りない苦しい北京籠城戦を、際立った指揮で守りぬいた柴五郎は、各国から“コロネル・シバ”と称賛を浴びた。近代日本の歴史も併せて学べる下巻は、五郎の後半生を描く。

目次

第三部(後編)(はかない新婚生活
日清戦争勃発
日本の「大勝利」 ほか)
第四部(「義和団」の地鳴り
北京籠城計画
放火と虐殺と ほか)
第五部(日露開戦
南山から奉天戦へ
明治の終焉 ほか)

著者紹介

村上 兵衛 (ムラカミ ヒョウエ)  
大正12年、島根県浜田に生まれる。広島陸軍幼年学校、陸士卒(57期)。近衛歩兵第6連隊旗手を経て、陸軍士官学校区隊長で敗戦。戦後、東大独文科卒。三浦朱門、阪田憲夫らと『新思潮』(第15次)によって創作活動。短編集に『聯隊旗手』がある。昭和31年、『戦中派はこう考える』を中央公論に発表する。以後、主として評論およびノンフィクションの分野で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)