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「フランス文学」はいかに創られたか 敗北から国民文学の形成へ

出版社名 白水社
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-560-09369-6
4-560-09369-5
税込価格 2,750円
頁数・縦 232,16P 19cm

商品内容

要旨

普仏戦争の敗北後、修辞学や批評、歴史学と対抗しながら、いかに「フランス文学」が生まれてきたのかを解き明かす。

目次

序章 近代文学、国民国家、文学史
第一章 日本の「世界文学全集」とフランス文学
第二章 世界文学からフランス文学へ
第三章 「国民文学」の誕生
第四章 文学史の成立とその争点
第五章 中等教育における文学史と歴史学
第六章 フランス第三共和政下の人文学の再編
第七章 ギュスターヴ・ランソンの試み
終章 現代のフランス文学史

出版社・メーカーコメント

普仏戦争の敗北後、修辞学や批評、歴史学と対抗しながら、いかにフランス文学が生まれてきたのかを解き明かす。

著者紹介

小倉 孝誠 (オグラ コウセイ)  
1956年生まれ。東京大学大学院博士課程中退。現在、慶應義塾大学教授。専門は近代フランスの文学と文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)