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職業としての将棋棋士

小学館新書 498

出版社名 小学館
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-09-825498-9
4-09-825498-0
税込価格 1,078円
頁数・縦 253P 18cm

出版社・メーカーコメント

将棋は面白いが、将棋界も面白い!  50年にわたる現役生活を引退したベテラン棋士が、自身の半生とともに、これまでに出会った棋士や将棋界をとりまく人達のユニークなエピソードを語り尽くす。中学を卒業後に上京し、将棋会館に住み込む「塾生」となって、棋士の見習い生活を始めた著者は、破天荒な棋士や、奇行が目立つ貴公子ならぬ奇行士と呼べる棋士など、さまざまな棋士と出会います。将棋界以外には生息していないと思われる、これらの奇人・変人や天才・奇才の生態をさまざまな出来事を交えて論じます。 そして将棋界のトップリーグであるA級に上るためにどんな試練があって、どう乗り越えたのか、そしてその後の引退まで、心境の変化なども丁寧に描かれていて、将棋や棋士に興味のある方は必見です。 さらに、「棋士はどんな人と結婚するのか」「一流企業の役員と棋士とどちらが稼ぐのか」「奨励会を退会した人はその後、どんな人生を送っているのか」など、これまであまり語られなかった裏話も公開。将棋ファンはもちろん、そうでない方も楽しめる一冊です。  【編集担当からのおすすめ情報】  著者は将棋界の最高峰のリーグである順位戦A級を通算11期務めた一流の棋士ですが、中学卒業後すぐに将棋会館に住み込んで「塾生」として将棋界に入り、長じては日本将棋連盟の理事を何度も務めた、将棋界の内側を最も良く知る人物の一人でもあります。こんな著者が、自身の半生とともに、将棋界の愛すべき奇人・変人・奇才・天才や、将棋界をとりまく人々を書いたのですから、面白くないはずがありません! 将棋ファンから、藤井聡太七冠のファン、最近「観る将」になった方まで、ぜひご覧いただければ幸いです。将棋がますます好きになること間違いありません!