• 本

兄の終い

CEMH文庫 む01

出版社名 CEメディアハウス
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-484-22140-3
4-484-22140-3
税込価格 792円
頁数・縦 172P 15cm

商品内容

要旨

寝るしたくをしていた「私」のところにかかってきた警察署からの電話は、何年も会っていなかった兄の死を告げるものだった。第一発見者は、兄と二人きりで暮らしていた小学生の息子。いまは児童相談所に保護されているという。兄の人生を終うため、私、兄の元妻、娘と息子が集まりドタバタ劇が幕を開ける。わかり合えなくても、嫌いきることなど、できない。そんな肉親の人生を終う意味を問う。(映画『兄を持ち運べるサイズに』原作)

出版社・メーカーコメント

映画『兄を持ち運べるサイズに』原作※書き下ろしの「文庫版あとがき」を収録一刻もはやく、兄を持ち運べるサイズにしてしまおう。憎かった兄が死んだ。残された兄の元妻、娘と息子、私(いもうと)が集まり、兄の人生を終う。−−怒り、泣き、ちょっと笑った数日間。

著者紹介

村井 理子 (ムライ リコ)  
翻訳家/エッセイスト。1970年静岡県生まれ。ブッシュ大統領の追っかけブログが評判を呼び、翻訳家になる。現在はエッセイストとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)