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踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君 Essays and Short Stories 2003−2025

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-02-252091-3
4-02-252091-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 281P 20cm

出版社・メーカーコメント

作家として、母として、人として―― 金原ひとみ魂の遍歴 希死念慮に苦しんだ10代、デビュー作による芥川賞受賞、 結婚、出産、孤独で自由なパリでの生活、 かけがえのない子供たち、離婚、そして新たな場所へ。 『蛇にピアス』『マザーズ』を経て、 『アンソーシャル ディスタンス』 『YABUNONAKA―ヤブノナカ―』へと結実した小説家の軌跡。 朝日新聞掲載からSNSで拡散され大きな話題となった 「『母』というペルソナ」ほか、 作家生活20年にわたって書き継がれたエッセイ&掌編小説を完全収録 【目次】 I.「母」というペルソナ/ II. 部屋運は変わらず/ 死後に求めるもの/ 小麦粉!/ 血肉になれ/ 8131日生きた私/ お腹/ 南米のエリザベス・テイラー/ 孤独な執筆作業を支えてくれる「は」の欠けたパソコン/ パリ紀行/ プラタナス/ セミ/ 薄血/ 青空/ 二〇〇九年一月八日から十四日までの日記/ 二〇一一年二月二十六日から三月四日までの日記/ Ma Place/ スパーク/ ガブリエル・シャネルをめぐって/ 牡蠣とラーメンとここじゃないどこか/ くつのゆくさき/ 牡蠣の憂愁/ 繚乱/ 柔らかな幸福の輪郭/ むすびめ/ 退色/ 今を照らす光/ 変わらないもの/ 繋がりと分断/ タシャとボネッ/ 煙草の吸えた三月の居酒屋/ ライク スモーク/ 嘘偽りのないジビエ/ 二〇二二年八月十二日から十八日までの日記/ 新宿からの祈り/ はなればなれに/ 飛ばない気球/ 彼女の帰郷/ エイジング/ 虫の思い出/ オレンジの救済/ 回り続ける星/ ダベッテマザッタ/ 震えるシュプレヒコール/ 行かなかった港町/ サーカスと農場/ ルネサンス/ 形のない未来と過去のあわい/ Well come / ニコール・キッドマンの初恋 III. 踊り場の君/ パチンコ屋の君/ 自転車の君/ 窓際の君/ 日比谷の君