完本二十六夜待
祥伝社文庫 こ17−83
出版社名 | 祥伝社 |
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出版年月 | 2025年10月 |
ISBNコード |
978-4-396-35149-6
(4-396-35149-6) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 341P 16cm |
商品内容
要旨 |
七月二十六日の夜、岡っ引きの市兵衛は、人気のない神社で話し込む二人の男を見つめていた。鉋職人の勘助と紙屑買いの十蔵だ。久方ぶりの再会を果たす二人だが、市兵衛には、その縁を断ち切らねばならない理由がある。十六年前、ある太物商で起きた火事に二人は関わっていた。事件は、勘助が抱える亡き妻や一人娘に言えなかった秘密に繋がっており…。(「二十六夜待」) |
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出版社・メーカーコメント
罪を追う者、背負う者。後ろ暗い過去を抱えて市井に隠れ住む人々と使命に生きる岡っ引きの、ほろ苦く温かい七つの物語。じんわり沁みてほろっと泣ける人情捕物帳 七月二十六日の夜、岡っ引きの市兵衛は、人気のない神社で話し込む二人の男を見つめていた。鉋職人の勘助と紙屑買いの十蔵だ。久方ぶりの再会を果たす二人だが、市兵衛には、その縁を断ち切らねばならない理由がある。十六年前、ある太物商で起きた火事に二人は関わっていた。事件は、勘助が抱える亡き妻や一人娘に言えなかった秘密に繋がっており……。(「二十六夜待」)