• 本

ミミナシホーイチ

八雲えほん 2

出版社名 岩崎書店
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-265-09251-2
4-265-09251-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 1冊(ページ付なし) 29cm

商品内容

要旨

盲目の琵琶法師・ホーイチのもとに夜ごと訪れる鎧武者。「壇ノ浦の戦い」を聞かせて欲しいと頼まれたホーイチは、通うごとにみるみるやつれてゆく。“ばけばけ”小泉八雲を絵本で愉しむ!

出版社・メーカーコメント

盲目の琵琶法師・ホーイチのもとに夜ごと訪れる鎧武者。壇ノ浦の戦いを聞かせて欲しいと頼まれたホーイチは、通うごとにやつれゆく。―そのよび声に返事をしてはならない―ーーーーーー小泉八雲とは?小泉八雲こと英国名パトリック・ラフカディオ・ハーンは、一八五〇(嘉永三)年六月二十七日、ギリシアのイオニア諸島の一つレフカダ島に生まれました。アイルランド人軍医の父とギリシア人の母の次男でした。 移民として単身米国に渡ったハーンは、新聞記者、文芸評論家として実績をあげ、西インド諸島滞在を経て、一八九〇(明治二十三)年四月四日、来日を果たします。古き良き伝統や伝承を大切にする日本の風土に魅了されたハーンは、大学講師のかたわら独自の日本研究に邁進。セツ夫人との結婚を機に「小泉八雲」と改名して帰化。『怪談』『骨董』ほか数々の名著を著しました。2025年のNHK朝ドラ「ばけばけ」でも話題に。

著者紹介

円城 塔 (エンジョウ トウ)  
北海道生まれ。作家。『オブ・ザ・ベースボール』(文春文庫)で第104回文學界新人賞、『烏有此譚』(講談社)で第32回野間文芸新人賞、『道化師の蝶』(講談社)で第146回芥川龍之介賞、『屍者の帝国』(伊藤計劃との共著/河出文庫)で第33回日本SF大賞特別賞ならびに第44回星雲賞日本長編部門、『文字渦』(新潮社)で第43回川端康成文学賞ならびに第39回日本SF大賞、『コード・ブッダ』(文藝春秋)で第76回読売文学賞を受賞
長田 結花 (オサダ ユカ)  
1991年生まれ、山梨県で育つ。イラストレーター・漫画家。東京工芸大学芸術学部デザイン学科卒業。書籍装画と挿絵、漫画の制作、美術館広報物への寄稿など、幅広く手がける
東 雅夫 (ヒガシ マサオ)  
神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。『幻想文学』と『幽』の編集長を歴任。著書『遠野物語と怪談の時代』(角川選書)で、第64回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)