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馬援

中公文庫 み36−20

出版社名 中央公論新社
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-12-207709-6
4-12-207709-5
税込価格 990円
頁数・縦 368P 16cm

商品内容

要旨

曽祖父の謀反に連座し、長く不遇だった馬氏。王莽の世になり、官位を得た兄に代わって家主となった馬援は、罪人を庇い追われる身となる。北地へ逃れ牧畜で成功するが、王莽への反乱軍が各地で蜂起、新たな政権が乱立する戦国の争いに巻き込まれてゆく。光武帝劉秀と共に後漢建国に力を尽くした名将の生涯を描く。

出版社・メーカーコメント

「光武帝にとって最も恐ろしい敵は馬援であったかもしれない」。功を誇らず権力に阿らず、平等を理想として生き抜いた名将軍の生涯を描く!<解説>平尾隆弘

著者紹介

宮城谷 昌光 (ミヤギタニ マサミツ)  
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞、94年『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)