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宮中は噂のたえない職場にて 5

角川文庫 あ123−5

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-04-116625-3
4-04-116625-X
税込価格 748円
頁数・縦 216P 15cm
シリーズ名 宮中は噂のたえない職場にて

商品内容

要旨

厳しい闘いの末、妖〈こうげつ〉による内裏の危機を退けた梓子。その疲労もようやく癒えた頃、中宮の出産のため、左大臣邸への里下がりに付き従うことに。だが邸の内外で怪異の影がちらつき、梓子はここでも右近少将・光影と事態の収拾に奔走する。そんな中、光影につきまとう怪異の黒い靄が復活してしまう。母から継いだ怪異縛りの御業の真実を知った梓子は、ある事を思いつき…?平安お仕事×あやかし物語、感動の完結巻!

出版社・メーカーコメント

宮中に出現した危険な物の怪「コウゲツ」との決着をつけ、光影との夫婦の絆も一層深まる中、梓子の仕える梅壺の女御、改め中宮が出産のために里下がりすることになった。だが、里下がり先の邸の近くにある、とある邸が毎夜賑やかに宴を行っているという噂が耳に入る。それは中宮の出産を快く思わない誰かの人為的なものなのか、それとも怪異の仕業なのか。中宮が無事の出産を迎えられるよう、梓子は再び光影と真偽の確認と怪異対策に奔走することに!そんな中、一度は消えたと思われた、光影につきまとう黒い靄が復活してしまう。梓子は今度こそ黒い靄を退けるために、怪異縛りの業を発展させたあることを思いついて……?怪異縛りの女房と、憑かれ体質の美貌の貴公子。噂がたえない夫婦の向かう未来とは−−?平安お仕事×あやかし物語、堂々完結!

著者紹介

天城 智尋 (アマギ チヒロ)  
東京都生まれ。2019年、『後宮の花は偽りをまとう』でデビュー。同作から始まる「後宮の花」シリーズが好評を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)